「老化防止」についてのページです。
レスベラトロールは、ブドウの果皮や赤ワインに含まれているポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があることで知られています。
1939年に日本で発見され、その後の動物実験で、長寿遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子を活性化させ、認知症の予防、血糖値の抑制、抗ガン作用などの老化防止効果が認められています。
このように、レスベラトロールには、まだ研究途上とはいえ老化防止に画期的な効果があるので、是非積極的に摂りたい栄養素の一つです。
レスベラトロールの老化防止作用の一つとして特に注目したいのが、放射線による障害の抑止です。
私たち日本人は、大気汚染だけでなく、食品にも気を配って放射性物質の害から身を守る必要に迫られています。しかし、空から絶え間なく降り注ぐ放射性物質を防ぐことは難しく、完全に放射線を遮断するとすれば、外出しないで暮らすしかありません。
レスベラトロールを摂ることで、浴びてしまった放射線の害を軽減する働きがあるのなら、是非積極的に食生活に取り入れるようにしたいものですね。
レスベラトロールは、赤ワインの他にもラズベリーやブルーベリーなどのベリー類やリンゴの皮、ピーナッツの渋皮などに含まれています。ブドウにしてもピーナツやリンゴにしても果実や木の実の皮に含まれている点に注目してください。普段当たり前のように剥いて捨てている部分に、実はこのように体に良い栄養成分が含まれていたのですね。
これからは、老化防止のために、レスベラトロールの摂取を意識した食べ方を工夫してみるのも良いでしょう。